行者にんにくは畑以外にお庭、家庭菜園、プランターでも栽培可能です。
希少な山菜とされ、市場に出回っているものは少量にも関わらず高値で取引される傾向にあり、近年注目が高まっています!
行者にんにくは野菜として、通常のにんにくよりもアリシンを多く含んでいます。
滋養・健康野菜であり、また強健で育てやすいことも人気の理由です!
- 行者にんにくはネギ科ネギ属の多年草。
- ギョウジャニンニクという名前の由来は、山にこもる修験道の行者が食べたことから、とも言われています。
- 葉を食用にします。風味もニンニクに近いです。
- 5月の山菜として知られており、醤油漬けにしたり、生のままやおひたし、餃子の具、卵焼きに混ぜても!
- 和風の味付け以外にも、パスタやチーズ料理など食べ方はいろいろ!
- 行者にんにく苗は現在、2023年秋苗を「予約受付中」です。精選種は〆切ました。
- 産地との協力生産のため、予約〆切日以降のキャンセルは承ることができません。
【出荷時期】
春苗:3/31予約〆切→4月下旬~5月上旬の発送
秋苗:9/30予約〆切→10月下旬~11月上旬の発送
精選種:8/31予約〆切→9月の発送
4~5年生の経年茎【北海道産】
商品記号[N-1]
◆20本=1,980円(20本~@99円)
◆60本=5,760円(60本~@96円)
◆100本=9,200円(100本〜@92円)
4~5年生の経年茎は、1本6gほど。
2023秋苗を予約受付中
3年生の養生茎【北海道産】
商品記号[N-2]
◆40本=2,760円(40本~@69円)
◆100本=6,600円(100本~@66円)
3年生の養生茎は、1本2gほど。
2023秋苗を予約受付中
- 大きな畑でなくとも、家庭菜園やお庭で、またはプランターでも栽培可能です。
- 本来は涼しい土地の植物ですが、比較的丈夫なため遮光ネットを張ることで、九州など暖地での栽培も可能です。
- 養生茎の栽培はまめな様子見が必要ですが、4年生以上の経年茎は比較的丈夫で、3枚以上の葉が出れば食用葉の収穫が可能です。
- 当農園の行者にんにく種苗は北海道の提携農場で育てたもので、大きくて元気!!
- 春に植えた経年茎は、秋には分株増殖が見込めます。
精選種【北海道産】
商品記号[N-T]
◆5g単位(400粒ほど)=1,500円
種は晩夏~秋蒔きで地中での越冬を経て春発芽します。
予約〆切
- 種は蒔く時期があるため、発送は9月です。秋苗よりも先の発送になります。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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発送時期 (植付・移植適期) | ||||||||||||
生育状況 | 株分・葉の収穫 | 採種 | 葉枯れ・休眠 | 発芽 | ||||||||
予約 | 下記をご参照ください |
- 春苗:3/31予約〆切→4月下旬~5月上旬の発送
- 秋苗:9/30予約〆切→10月下旬~11月上旬の発送
- 精選種:8/31予約〆切→9月の発送
受注生産のため予約〆切日以降のキャンセルはご遠慮願います。
- お住まいの地域までの配送料がかかります。
- お支払いは基本「郵便局の代金引換サービス」です。代金引換手数料(290円)がかかります。
- ご事情で郵便振替(振込)でのお支払いをご希望の方は、ご注文フォームの備考欄にご記載ください。
- 精選種は封筒便で発送します。上記の代わりに切手封筒代(100円)がかかります。お支払いはゆうちょ銀行への振込です。ご予約時に詳細ご連絡致します。
行者にんにくはネギ科で、比較的丈夫な植物です。基本的には寒冷地で自生しているもので、暖地での栽培は遮光ネットを張るなど、ひと工夫加えます。
以下は行者にんにく苗の定植から収穫までのお手入れを解説。
植付場所:
夏に涼しい場所。半日日陰になる場所、雑木林の中などが最適です。暖かい場所では遮光ネットの屋根を張るなど、環境を作ってあげます。
◆プランター栽培の場合、プランターに日傘をかけるか、置き場所の南側に日よけになる物を置いてあげます。また可能であれば夏は、そもそも日陰になる涼しい場所にプランターを移動しましょう。
土壌:
落ち葉などが堆積した肥沃で水はけの良い場所が理想。
苗床準備:
植付の1ヶ月前を目安に、植え場所の土を深く(30cm程度)耕し、完熟堆肥(5~10リットル/㎡)、腐葉土、油粕を施し、よく混ぜ込んでおきます。
◆プランター栽培の場合、野菜用の培養土を購入するか、黒ボク土と腐葉土を1:1の割合で混ぜ、油粕を少々加えたものをプランターに入れます。
定植間隔:
12cm程度。密植も可能。
深さ:
りん茎の頂上の葉の部分のみ地上から出し、その下(りん茎本体の茶色の部分+春苗なら白緑に伸びた茎の半分程度)まで土に埋めます。(※根の部分のみ埋めてりん茎本体(茶色の部分)を地上に出してしまうのが、よくある間違いです。)
土壌の乾燥防止:
敷き藁や草を畝上の敷いてあげます。
基本:
日陰地に植えること、乾燥しすぎないよう様子を見て潅水すること、肥料を多めに与えることがポイントです。
定植初年度の注意点:
5月に定植すると、6月には地上部(葉)が枯れますが、翌年の春には再び元気な葉を出しますのでご安心ください。また、初年度は花蕾が付いたら摘んでしまったほうが良いです。これは根を弱らせないためです。茎に元気が無い場合、堆肥を水で溶いたものを与えると効果が高いです。
元肥と追肥:
畑や地植えの場合、最初に投入する完熟堆肥は多い方が良いです(1㎡あたり5~10リットル)。秋口には化成肥料を株元に追肥します。また油粕を少量ずつこまめに追肥できるとなお良いです。施肥量を増やすと萌芽が早まり、黄変期が遅くなることで生育期間を伸ばせます。
◆プランター栽培の場合の追肥も上記同様です。まめに生育状況を見て灌水、肥料をしてあげましょう。
収穫:
4~5月に、4年生以上の株で葉が3枚のものから1枚残して2枚を収穫します。
株分け:
年月を経ると親株の脇に新芽ができて、1株が3~4株に分げつします。4年生以上の株ですと、春に植えて秋には2~4株に分株できます。移植は秋の葉枯れ期に行います。
葉枯れ期:
通常7~8月には葉が枯れます。また移植した年は6月に葉が枯れます。いずれも翌年春には再び元気な葉を出します。
採種:
実生から数年経過すると、花が咲き7月頃に採種できます。
種蒔き時期:
お盆~10月上旬まで。秋蒔きで地中で越冬し春発芽というサイクルです。発芽条件はおよそ20℃で40日間。関東で5月頃が目安です。
種蒔きの方法:
以下の手順で育苗箱を作ります。
・発砲スチロールの箱の底に排水のための小さな穴を空けます。
・箱の底に赤玉土を3cm敷きます。これで排水・保水を良くします。
・その上に完熟牛糞堆肥を2cm敷き、その上に化成肥料を適量蒔きます。
・その上に野菜用培養土(種まきの土など)を2cm敷きます。
・上記と同じ堆肥~培養土の層をもう1段敷き、その上に行者にんにくの種を蒔きます。60cm四方の箱に20g程度が目安です。
・培養土を3cm敷いて手のひらでよく鎮圧します。
・防寒のためのもみ殻(または敷き藁)を2cm、箱の上に寒冷紗を被せて完成です。
種蒔き後:
2月下旬になったらもみ殻(敷き藁)だけを取り除きます。気温20℃で40日経過後、早くて3月、遅くて5月が発芽の目安です。蒔き床の上にダイオシートで日除けと乾燥防止の覆いをします。その後、長い幼苗期を経て、発芽から3年程経過した青年期の苗を定植する、というサイクルです。
パイプを組んで簡単な屋根を付けましょう。
①高さ:70cm~1m、幅:1m、長さ:栽培本数に応じて延長します。
②腐食防止のタールを塗った板を天井につけます。
③ダイオシート(遮光ネット)を被せて飛ばないように固定します。
家庭菜園など少規模栽培では小さな遮光ネットを利用し、畳1枚の広さでも50本ほど栽培可能です。
遮光設備は行者にんにくだけでなく、茗荷やフキの栽培にも応用できます!
- 商品紹介
-
- 行者にんにく苗は現在、2023年秋苗を「予約受付中」です。精選種は〆切ました。
- 産地との協力生産のため、予約〆切日以降のキャンセルは承ることができません。
【出荷時期】
春苗:3/31予約〆切→4月下旬~5月上旬の発送
秋苗:9/30予約〆切→10月下旬~11月上旬の発送
精選種:8/31予約〆切→9月の発送苗の販売4~5年生の経年茎【北海道産】
商品記号[N-1]
◆20本=1,980円(20本~@99円)
◆60本=5,760円(60本~@96円)
◆100本=9,200円(100本〜@92円)4~5年生の経年茎は、1本6gほど。
2023秋苗を予約受付中
3年生の養生茎【北海道産】
商品記号[N-2]
◆40本=2,760円(40本~@69円)
◆100本=6,600円(100本~@66円)3年生の養生茎は、1本2gほど。
2023秋苗を予約受付中
- 大きな畑でなくとも、家庭菜園やお庭で、またはプランターでも栽培可能です。
- 本来は涼しい土地の植物ですが、比較的丈夫なため遮光ネットを張ることで、九州など暖地での栽培も可能です。
- 養生茎の栽培はまめな様子見が必要ですが、4年生以上の経年茎は比較的丈夫で、3枚以上の葉が出れば食用葉の収穫が可能です。
- 当農園の行者にんにく種苗は北海道の提携農場で育てたもので、大きくて元気!!
- 春に植えた経年茎は、秋には分株増殖が見込めます。
種の販売精選種【北海道産】
商品記号[N-T]
◆5g単位(400粒ほど)=1,500円
種は晩夏~秋蒔きで地中での越冬を経て春発芽します。
予約〆切
- 種は蒔く時期があるため、発送は9月です。秋苗よりも先の発送になります。
- 生育&発送サイクル
-
生育&発送サイクル
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 発送時期
(植付・移植適期)生育状況 株分・葉の収穫 採種 葉枯れ・休眠 発芽 予約 下記をご参照ください - 春苗:3/31予約〆切→4月下旬~5月上旬の発送
- 秋苗:9/30予約〆切→10月下旬~11月上旬の発送
- 精選種:8/31予約〆切→9月の発送
受注生産のため予約〆切日以降のキャンセルはご遠慮願います。
- お支払い、送料等
-
お支払い、送料について
- お住まいの地域までの配送料がかかります。
- お支払いは基本「郵便局の代金引換サービス」です。代金引換手数料(290円)がかかります。
- ご事情で郵便振替(振込)でのお支払いをご希望の方は、ご注文フォームの備考欄にご記載ください。
- 精選種は封筒便で発送します。上記の代わりに切手封筒代(100円)がかかります。お支払いはゆうちょ銀行への振込です。ご予約時に詳細ご連絡致します。
- 栽培方法
-
行者にんにくはネギ科で、比較的丈夫な植物です。基本的には寒冷地で自生しているもので、暖地での栽培は遮光ネットを張るなど、ひと工夫加えます。
以下は行者にんにく苗の定植から収穫までのお手入れを解説。
苗床の準備(土作り)植付場所:
夏に涼しい場所。半日日陰になる場所、雑木林の中などが最適です。暖かい場所では遮光ネットの屋根を張るなど、環境を作ってあげます。
◆プランター栽培の場合、プランターに日傘をかけるか、置き場所の南側に日よけになる物を置いてあげます。また可能であれば夏は、そもそも日陰になる涼しい場所にプランターを移動しましょう。
土壌:
落ち葉などが堆積した肥沃で水はけの良い場所が理想。
苗床準備:
植付の1ヶ月前を目安に、植え場所の土を深く(30cm程度)耕し、完熟堆肥(5~10リットル/㎡)、腐葉土、油粕を施し、よく混ぜ込んでおきます。
◆プランター栽培の場合、野菜用の培養土を購入するか、黒ボク土と腐葉土を1:1の割合で混ぜ、油粕を少々加えたものをプランターに入れます。
苗の植付方法定植間隔:
12cm程度。密植も可能。
深さ:
りん茎の頂上の葉の部分のみ地上から出し、その下(りん茎本体の茶色の部分+春苗なら白緑に伸びた茎の半分程度)まで土に埋めます。(※根の部分のみ埋めてりん茎本体(茶色の部分)を地上に出してしまうのが、よくある間違いです。)
土壌の乾燥防止:
敷き藁や草を畝上の敷いてあげます。
お手入れと収穫基本:
日陰地に植えること、乾燥しすぎないよう様子を見て潅水すること、肥料を多めに与えることがポイントです。
定植初年度の注意点:
5月に定植すると、6月には地上部(葉)が枯れますが、翌年の春には再び元気な葉を出しますのでご安心ください。また、初年度は花蕾が付いたら摘んでしまったほうが良いです。これは根を弱らせないためです。茎に元気が無い場合、堆肥を水で溶いたものを与えると効果が高いです。
元肥と追肥:
畑や地植えの場合、最初に投入する完熟堆肥は多い方が良いです(1㎡あたり5~10リットル)。秋口には化成肥料を株元に追肥します。また油粕を少量ずつこまめに追肥できるとなお良いです。施肥量を増やすと萌芽が早まり、黄変期が遅くなることで生育期間を伸ばせます。
◆プランター栽培の場合の追肥も上記同様です。まめに生育状況を見て灌水、肥料をしてあげましょう。
収穫:
4~5月に、4年生以上の株で葉が3枚のものから1枚残して2枚を収穫します。
株分け:
年月を経ると親株の脇に新芽ができて、1株が3~4株に分げつします。4年生以上の株ですと、春に植えて秋には2~4株に分株できます。移植は秋の葉枯れ期に行います。
葉枯れ期と種について葉枯れ期:
通常7~8月には葉が枯れます。また移植した年は6月に葉が枯れます。いずれも翌年春には再び元気な葉を出します。
採種:
実生から数年経過すると、花が咲き7月頃に採種できます。
種蒔きからの育成種蒔き時期:
お盆~10月上旬まで。秋蒔きで地中で越冬し春発芽というサイクルです。発芽条件はおよそ20℃で40日間。関東で5月頃が目安です。
種蒔きの方法:
以下の手順で育苗箱を作ります。
・発砲スチロールの箱の底に排水のための小さな穴を空けます。
・箱の底に赤玉土を3cm敷きます。これで排水・保水を良くします。
・その上に完熟牛糞堆肥を2cm敷き、その上に化成肥料を適量蒔きます。
・その上に野菜用培養土(種まきの土など)を2cm敷きます。
・上記と同じ堆肥~培養土の層をもう1段敷き、その上に行者にんにくの種を蒔きます。60cm四方の箱に20g程度が目安です。
・培養土を3cm敷いて手のひらでよく鎮圧します。
・防寒のためのもみ殻(または敷き藁)を2cm、箱の上に寒冷紗を被せて完成です。
種蒔き後:
2月下旬になったらもみ殻(敷き藁)だけを取り除きます。気温20℃で40日経過後、早くて3月、遅くて5月が発芽の目安です。蒔き床の上にダイオシートで日除けと乾燥防止の覆いをします。その後、長い幼苗期を経て、発芽から3年程経過した青年期の苗を定植する、というサイクルです。
暖地での栽培(遮光ネット張り)パイプを組んで簡単な屋根を付けましょう。
①高さ:70cm~1m、幅:1m、長さ:栽培本数に応じて延長します。
②腐食防止のタールを塗った板を天井につけます。
③ダイオシート(遮光ネット)を被せて飛ばないように固定します。
家庭菜園など少規模栽培では小さな遮光ネットを利用し、畳1枚の広さでも50本ほど栽培可能です。
遮光設備は行者にんにくだけでなく、茗荷やフキの栽培にも応用できます!